当院では、看護学生の実習先としての受け入れを行っております。
その一環として、飯田女子短期大学看護学部の1年生3名が実習見学に来られました。(令和4年4月下旬)
今回は、6月に予定されている当院での実技実習の事前学習として、『病院での患者さんを取り巻く環境を知る』ことを目的に見学されました。
当院実習担当看護師2名の案内で病院内の各課と併設している介護医療院を回りました。
各課代表から課の役割や看護師との連携の在り方、これからの時代の看護についてのお話をさせていただき、みなさん真剣な表情で聞いていらっしゃいました。
院内を回り終えて、お互いの気づきを話し合ったり、実習担当看護師に質問したりする時間を設けました。
院内を回り、勉強してきた院内環境についての質問や疑問、気付いたことを出し合う実習生。
(左:古川さん/中:湯澤さん/右:倉田さん)
実習生の質問や疑問にお答えする実習担当の看護師。
(左:伊藤/右:村澤)
最後に、当院での今日の実習を終えての感想を教えていただきました。
<古川さん>
なにをするにもどこの課に行っても、『第一に患者さん』のことを考えていることがわかりました。
また、安全第一なのを実感できました。
学校ではわかならいことが目でみることができて良かったです。
<湯澤さん>
多職種の話を聞いたのですが、すべてのところで、『まずは患者さん』だったことが印象的でした。
施設の作りも患者さんに配慮して作られていたのがわかりました。
自分が患者として来ても、快適に過ごせる院内だと感じました。
<倉田さん>
いろんな職種のことを聞くことができました。
1人の患者さんに対して多職種の人が1つのチームとしてあたり、助けること、そして日常に繋げていくことを大切にしていることがわかしました。
連携する体制が整えられていることを知ることができました。
まとめとして、当院の実習担当看護師より、看護師の卵のみなさんへエールを送りました。
<伊藤>
コミュニケーション能力を高めて欲しいです。
挨拶はとても大事になってきます。
技術も勿論大事ですが、看護においては、人との関わり方が大変重要になってきます。
<村瀬>
看護の現場では、学校で学んだことだけでなく、いろんな職種と絡むことになります。
つらいことや戸惑うことも沢山あると思いますが、頑張ってください。
みなさん興味深々なまなざしでメモをとり、ときには笑い声をあげ、ときには考え込む様子で、真摯に実習に取り組んでいらっしゃいました。
お土産として、日本赤十字社のマスコットキャラクター入りであるハートラちゃんの粗品を差し上げると、女子学生らしい可愛い笑顔を見せていただきました。
次回、看護への理解をより深めたみなさんにお会いできるのを、職員一同楽しみにお待ちしております。
当院では、看護学生の実習受け入れを随時行っております。
ご希望の方はこちらまでご連絡をお願いいたします。