下伊那赤十字病院運営協議会を、7月26日に当院にて開催しました。
毎年開催している運営協議会ですが、近年はコロナの影響で書面開催だったため、対面での開催は5年ぶりとなりました。
近隣7町村(松川町、高森町、喬木村、豊丘村、大鹿村、 飯島町、中川村)の首長および保健福祉担当課長がご出席されました。当院からは、院長、副院長、各部長および課長が出席しました。
院長より当院の課題・今後の構想・方針の説明の後、令和5年度決算報告・令和6年度経営計画の報告を行い、町村からのご意見・ご要望等についての意見交換を行いました。
当院の課題として、医師を始めとした医療従事者の確保や建物の老朽化があります。9月に電子カルテシステムの導入も控え多額の設備投資が必要となります。
「医療は水や電気と同じようにあって当たり前と思われているかもしれないが限界がある。当院でも経費削減に努め、地域の期待に応えられるようにしていきたい。当院を取り巻く周辺の町村の皆さんの医療と介護の中心となれるよう取り組んでいくので、訪問看護、在宅ケア(訪問診療、訪問リハビリ、介護医療院)などでもこの病院を活用していただきたい。(白子院長)」